Human ヒューマンリソシア

第2回:世界各国のIT技術者数

~米国・中南米編~

2020.03.23

成長を続ける世界最大のIT大国・米国、中南米はIT人材が減少傾向に

連載の第1回では、アジア・オセアニア地域のIT技術者数について調査し、811万6千人と推計しました。
第2回となる今回は、南北アメリカ大陸にフォーカスを当て、IT業界をリードする米国および中南米について、IT技術者数の面から調査結果をご紹介します。なお、カナダについては収集可能なデータが少なく、調査対象外としています。

◆世界92カ国のレポートは、下記にて公開しています。
「92 カ国をデータで見みるITエンジニアレポートvol.1  世界各国のIT技術者数まとめ」
URL:https://git.resocia.jp/info/post-developers-around-the-globe-survey/

※本連載では、下記15カ国を北米・中南米として調査していきます(略称にて表記、順不同)。
北米:米国(カナダについては収集データが少なく除外)
中南米:ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、ペルー、エクアドル、ボリビア、グアテマラ、ドミニカ共和国、コスタリカ、ウルグアイ、ホンジュラス、エルサルバドル、パナマ
※IT技術者数は、情報通信業に就業しており、国際標準職業分類 で「専門職」「技師、准専門職」に分類された人としています。なお米国については、米国労働省・労働統計局データより「Computer and Mathematical Occupations」と「Computer and Information Systems Managers」の合計としています。

米国のIT技術者数は477万6千人、中南米14カ国の合計は129万6千人

米国および中南米14カ国におけるIT技術者数を表にまとめたものが、図表①「各国の情報通信業就業者数とIT技術者数~米国・中南米編」です。

世界最大規模のIT技術者が活躍している米国のIT技術者数は477万6千人でした。これは、中国の227万人、インドの212万人を大きく上回っています。
次に、中南米に目を向けてみると、最もIT技術者が多いのは75万7千人のブラジル、次いで14万5千人のメキシコ、9万1千人のチリ、7万2千人のアルゼンチンと続きます。この4カ国で、中南米のIT技術者の8割以上を占めています。

<出典>  国際労働機関(ILO)の統計データベースおよび米国労働省・労働統計局データより作成より作成
<情報年> 米国、エクアドル、コスタリカが2018年、他の国はすべて2017年

人口に占めるIT技術者の割合は、米国が1.47%、中南米は全体的に低い

次に、この地域において、全人口に占めるIT技術者の割合を表にまとめた、図表②「各国に占めるIT技術者の割合~米国・中南米編」を見ていきたいと思います。
米国では、全人口のうちIT技術者が占める割合は1.47%となり、日本の0.86%を上回る結果となりました。
中南米各国においては、最も割合が高いコスタリカとウルグアイで0.60%、次いでチリの0.50%、ブラジルの0.36%となりました。中南米では、IT技術者の人口に対する割合は全体的に低いことがわかります。

※出典および情報年については、図表①と同じ。

IT技術者が増える米国、一方中南米では減少傾向

では、この地域の各国では、IT技術者はどのくらい増えているかを見ていきます。
IT技術者数を、データが収集できた直近年と比較した増減率をまとめたものが、図表③「各国のIT技術者数の伸び率~米国・中南米編」です。
これによると、米国のIT技術者の伸び率は一見大きくないように見えますが、世界最大規模のIT技術者を有しながらも年間3.22%成長しています。

一方、中南米で最も多くのIT技術者が就業しているブラジルは1.43%の減少、2位のメキシコも3.97%の減少となりました。中南米14カ国のうち半数の7カ国がマイナスとなり、全体的にIT技術者が減少傾向となりました。

※出典および情報年については、図表①と同じ。

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◆世界92カ国のレポートは、下記にて公開しています。
「92 カ国をデータで見みるITエンジニアレポートvol.1  世界各国のIT技術者数まとめ」
URL:https://git.resocia.jp/info/post-developers-around-the-globe-survey/

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