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日本についての生活案内

日本で働いてみたい。自分の力を試したい!
だけど、日本のことって、じつはまだよく知らない。

ここでは、日本初心者のあなたに、気候や物価、習慣など、日本についていろいろとご紹介します。
※下記はあくまでも参考です。地域や時期により異なることがあります。

気候

日本は‘温帯’に属し、1年の中で、四つの大きな季節の変化があります。それぞれ、気候や気温が、大きく異なることが特徴です。夏は冷房、冬は暖房が必要になります。服装も、四季の変化に応じたものが必要です。

◆日本の平均気温(2005年)℃

 

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

札幌

-3.5 -3.9 0.1 6.2 10.7 18.3 20.1 23.5 18.8 13.2 5.5 -2.6

仙台

1.6 0.8 4.1 11.0 13.4 19.5 21.4 25.0 21.5 16.3 9.5 1.8

東京

6.1 6.2 9.0 15.1 17.7 23.3 25.6 28.1 24.7 19.2 13.3 6.4

名古屋

4.6 4.8 7.8 15.0 18.3 24.0 26.7 28.1 25.5 19.0 11.6 3.4

金沢

4.2 3.4 6.8 13.7 16.4 22.9 25.3 27.7 24.3 18.1 11.6 3.4

京都

4.5 4.9 7.7 15.3 18.5 24.6 26.8 28.2 25.3 18.8 11.8 3.9

大阪

6.2 6.1 9.2 16.2 19.5 24.9 27.5 28.7 26.1 19.8 13.7 5.9

福岡

6.4 6.1 9.6 16.7 19.4 24.8 27.6 28.4 26.0 20.5 14.4 6.0

◆日本の四季
3月~5月が春、6月~8月が夏、9月~11月が秋、12月~2月が冬と呼ばれます。
その他6月から7月にかけて、「梅雨」と呼ばれる雨の多い季節があります。
冬には、東京でも2回から3回、雪が降ることがあります。

休日

日本では(新暦の)正月、5月初め、8月の夏休みが連続した休日の続く時期です。また、企業では「週休2日制」が浸透していて、多くの会社は、土曜日・日曜日・祝日が、休みです(平均的な企業で年間100日前後の休日があります)。

1月1日

正月

1月第2月曜日

成人の日

2月11日

建国記念日

3月20日頃

春分の日

4月29日

みどりの日(2007年から、昭和の日)

5月3日

憲法記念日

5月4日

国民の休日(2007年から、みどりの日)

5月5日

子供の日

7月第3月曜日

海の日

9月第3月曜日

敬老の日

9月23日頃

秋分の日

10月第2月曜日

体育の日

11月3日

文化の日

11月23日

勤労感謝の日

12月23日

天皇誕生日

◆その他の休日
日本の会社や学校は、一般的に4月1日~3月31日を「一年」としており、4月は新入社、新入学の季節です。

一般的な会社の休日
正月休み
12月29日頃~1月3日頃
夏休み 8月12日頃~8月18日頃
ゴールデンウィーク 4月29日頃~5月5日頃

一般的な学校の休み
夏休み 7月20日頃~8月31日頃
冬休み 12月20日頃~1月10日頃
春休み 3月20日頃~3月31日頃
※ただし、大学の休みは、もう少し長いです。

物価

首都である東京の物価が、日本では最も高いといわれています(※家賃や食費など)。
以下は、東京での目安です(※消費税込み価格)。

コカコーラ(350ml)

120円

スターバックスコーヒー
(※本日のコーヒー ショートサイズ)

280円

ビックマックセット

560円

ラーメン

600円~800円

定食

600円~1,000円

スーツ

20,000円~50,000円

ビジネスシューズ(革靴)

5,000円~30,000円

ワイシャツ

2,000円~5,000円

トランクス

500円~1,500円

Tシャツ

1,000円~3,000円

東京地下鉄

160円~300円

新聞(朝刊)

130円~140円

【例】東京在住の独身の日本人男性Aさんの家計簿

家賃

70,000円

食費

50,000円

水道・光熱費

14,000円

通信費

10,000円

交際費

10,000円

その他

10,000円

164,000円

◆給料から引かれるお金
日本では、企業から給料をもらうときに、ほとんどの人が、次のような保険料や税金が引かれます。
保険料は企業も負担しています。

厚生年金保険料・・・老年になったときや、障害者になったときのための保険
企業で働くときに、外国人も含めほとんどの人が、年金保険料を、支払います。 25年間支払うと、年金を受け取れます。途中で帰国する場合、一部のお金が、返ってくる制度があります。

健康保険料・・・病気になったときのための保険
保険料を支払っている人は、医療費の自己負担が、30%ですみます。
かぜをひいて、病院に行ったときに、払うお金は、約2,000円~約3,000円ですが、病気の状態や回数によって、金額は変わります。

雇用保険料・・・失業したときのための保険
外国人も含めてほとんどの人が、保険料を、支払わなければなりません。

介護保険料・・・介護サービスのための保険
40才以上の人は、保険料を支払わなければなりません。

所得税・住民税・・・国や地方におさめる税金です。
給料に対して、決められた割合で、支払います。

生活情報

◆銀行・郵便局
日本では、ほとんどの人が、お金を、銀行か郵便局に、あずけます。 預けるときは、お金と外国人登録証明書を持っていき、口座を開きます。
銀行の窓口は、9時から3時までが一般的です。郵便局の窓口は9時から5時までです。
キャッシュカードをつくれば、街中にあるATM(現金自動預払機)で、お金を出したり、預けたりできます(手数料がかかる場合があります)。

◆電話
日本でも、携帯電話の利用が、一般的になっています。
一般的には、海外の携帯電話は、日本では使用できません。 日本で携帯電話を利用するには、複雑な手続きが必要です。 仕事中や公共交通機関の中で通話することは、日本では大きなマナー違反です。こうした場所で、携帯電話を利用して通話することは、避けましょう。
公衆電話などを利用して、国際電話をかけることもできます。使用するテレフォンカードは、お店や自動販売機で、買えます。安く国際電話をかけることのできる各種カードがありますので、よく調べてください。

◆インターネット
日本ではインターネットがよく発達しており、ブロードバンドサービスも手軽に利用できます。個人の部屋でも利用できるケースが多くありますが、事前によく確認してください。ネットカフェも街中に多くあります。
手軽に利用できますが、日本語以外に対応していないケースが多いですので、注意してください。

◆消費税
品物を買うとき、サービスを受けるとき、品物の料金と一緒に、5%の消費税を払います。
プライスカード(値札)に、書いていないときもあります。

◆交通機関
日本では公共交通機関が発達しており、電車、バスなどを利用するのが一般的です。費用は、決して高くはありませんが、皆さんの国に比べると割高に感じられるかもしれません。
日本の道路交通規則は、車は左、人は右というルールで、車は左側を走ります。

◆電車に乗るとき
駅に、改札口(入口)があります。改札口から入る前に、必ず、切符を買います。最近は、プリペイドカードが利用できます。定期券もあります。

◆バス
大都市ではバスも発達しています。
乗るときにお金を払う前払い式(東京に多い)と、降りるときにお金を払う形式があります。

◆タクシー
大都市では、手をあげると、とまります。基本的に(禁止区域を除けば)どこでも乗降ができます。外国語が通用しない運転手が多いので、日本語で行き先を伝えられるようにしてください。
タクシー料金は、他の交通機関とくらべると大変高いです。

日本の習慣

◆銀行・郵便局
日本では、ほとんどの人が、お金を、銀行か郵便局に、あずけます。 預けるときは、お金と外国人登録証明書を持っていき、口座を開きます。
銀行の窓口は、9時から3時までが一般的です。郵便局の窓口は9時から5時までです。
キャッシュカードをつくれば、街中にあるATM(現金自動預払機)で、お金を出したり、預けたりできます(手数料がかかる場合があります)。

◆印鑑
日本では、印鑑を、よく使います。署名=サインは一般的ではありません。いろいろな手続きに印鑑が必要ですので、日本に来られたらまず「印鑑」を作ることをおすすめします。 契約書など、署名と一緒に、印鑑を押すのが、普通です。

◆時間厳守
日本人は、時間を気にします。会議の始まりの時間、待ち合わせの時間など、時間に、遅れると、とても失礼になります。 ビジネスでは、常に10分前に準備をしていることが、大切(たいせつ)なマナーだとされています。 時計は、いつも必要です。

◆チップ
日本では、チップを払う習慣は、ありません。飲食店(レストラン)で食事をしたときに、チップを払う、必要はありません。サービスを受けた時も、チップを払う、必要はありません。

◆住宅
日本では、家に入るとき、玄関で、くつを、ぬぎます。 日本の水道水は、飲んで大丈夫です。 家のゴミは、分類して、決まった時間に、決まった場所に、出します。 特に、ごみの種類を分けて出すことに注意してください。
家を借りるとき、家賃の他に、家賃の約3ヶ月分~4ヶ月分が費用として必要です。更新するときにも、手数料約1ヶ月分が、必要です。ただし、地域によって異なります。

◆買い物
日本では、買い物をするときに、値切る習慣は、ありません。 スーパーマーケットなどの小売業やサービス業は、休日数も少なく、年間を通して毎日営業しているケースが多くあります。24時間営業のコンビニエンスストアもあります。

ビザの基礎知識

日本に滞在するために、在留資格(ビザ)が、必要です。
お仕事は、以下の在留資格によって、決まります。 また永住者を除き、在留資格にはそれぞれ期間が決められています。

★在留資格や手続きは、法律や規則等が、変わることがあるので、必ず、関係機関に、確認してください。

以下は専門的な仕事をする資格16種です。一定の基準を満たした人だけに与えられます。原則として資格の範囲内の仕事しかできません。

・外交  ・公用  ・教授  ・芸術  ・宗教  ・報道   ・投資・経営  ・法律・会計業務  ・医療  ・研究
・教育  ・技術  ・人文知識・国際業務   ・企業内転勤  ・興行  ・技能

特定活動
個別に認められた範囲内での仕事しかできません。

留学・就学・家族滞在
以上の3つは資格外活動の許可が必要です。風俗営業関係の仕事はできません。「留学」と「家族滞在」は週28時間しかできません。(聴講生等は14時間)「就学」は1日4時間しかできません。

研修
お仕事はできません。

文化活動
原則としてお仕事はできません。(資格外活動の許可をとることができる場合があります)

短期滞在
お仕事はできません。

永住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等・定住者
全てのお仕事ができます。

◆よくあるご質問

Q1.
留学生ですが、大学を卒業した後、日本で働きたいのですが、どうすれば良いですか?
A1.
就職活動は、原則として、日本の学生と同じようにします。ただし、在留資格変更許可申請を行い、新しい資格を取得しなければなりません。在留期限が切れる卒業までに、新しい在留資格に応じた就職先を、決めなければなりません。
Q2.
「技術」の在留資格で働いていましたが、退職しました。このまま、日本で働きたいのですが、どうすれば良いですか?
A2.
在留資格には、勤務先が特定されていますが、今までと同じ仕事内容であれば、転職も不可能ではありません。前職と比べて異なると、問題になります。入国管理局に相談し、就労資格証明書を取得することをお勧めします。在留期間の更新をするときに、新しい勤務先を申請することになります。
Q3.
現在、「技術」の在留資格で働いていますが、「人文知識・国際業務」の在留資格の仕事をしたいのですが、在留資格を変更することはできますか?
A3.
就職活動は、原則として、日本の学生と同じようにします。ただし、在留資格変更許可申請を行い、新しい資格を取得しなければなりません。在留期限が切れる卒業までに、新しい在留資格に応じた就職先を、決めなければなりません。
Q4.
外国人登録証明書とはなんですか?
A4.
すべての外国人は、居住地の市区町村で、外国人登録をします。登録をすると、身分証明のための証明書をもらえます。(写真付)。入国から90日以内に登録し、必ず携帯しなければなりません。在留期間を更新したとき、住所が変わったとき、その他内容が変わったとき、変更手続きをします。外国人登録証明書は、日本で仕事と生活をするために、絶対に、必要なものです。